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当ブログは無差別かつ無節操に読んだ本を 良質な紹介・批評を皆様方に提供致します

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お前なんぞに娘はやれん 感想・批評

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腹を引っ込ませようとフラフープを始めたのは良いが
一回ししただけでガタンガタンと音を立ててフラフープが落下する今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか
こちらは大人しく散歩でもして地道にダイエットすることにしました

さて、今回は

お前なんぞに娘はやれんです。

著作:丸山英人
イラスト・原画:月神るな
ジャンル:ラブコメ・コメディ・家族愛(父→娘)

~あらすじ~
高校生活3日目にして、僕、国分隼人は早くも失望していた。心から楽しめない毎日に、心から笑えない毎日に。しかし、天使は現れた!霧島萌先輩。綿菓子のようなフワフワの髪、マシュマロを思わせる白い肌、サクランボみたいな唇…ああ、完璧だ。彼女に出会った瞬間、自分がこの世界に生まれてきた意味を知った。そう、彼女は、彼女こそは…前世での僕の「娘」じゃないかっ―!?ちょっと変わった少年少女たちを描いたハートウォーミング・コメディ登場。

~以下、感想など~

文章:B+
基本的には主人公の一人称。娘への愛が溢れてて素敵です。
基本的な箇所は押さえているため、概ね良好。物語後半の心理描写も秀逸。そこまで文体は硬くないので、
気軽に読める方です。
戦闘描写がありますが、安易に擬音を使わない辺り個人的には○。が、強い緊迫感が無い(いやこういった作品にそういうの求める自分も自分でどうかと思うんですがね;)。表紙を見た時点でそれはないと思いますが、燃えを求める方々にはオススメできるほどの描写・展開は無いでしょう。
さて、前座はここまででメイン行きましょうメイン。
ずばり、この作品の見所は展開に合ったエンタメ性にあると思うのです。
笑わせられるところで笑わせ、シリアスなところは締める。きっちりとしていて素晴らしいです。
自分もこれぐらいできるといいんですがねえ・・・。
それから、作中で少々柔道についての記述がありましたが、あれって空手のルールじゃ・・・
おや?こんな時間に珍しい。誰か来たようだ。


構成:B+
Simple is the best!
それを体現するかのような作品でした。
起承転結はもちろんのこと、オチも綺麗に締めてくれたためとても読後感爽やかに楽しめました。
伏線だとかも、あまりよく覚えていなくてもにすぐに思い出せる(逆に言うと、本を読み慣れているとすぐに気づいてしまう)程度で、初心者向けの作品とも言えるでしょう。
それにしても前世だとかいった設定を聞くとやたらと
「私は前世が姫で、あなたは騎士だったのよ!」
「な、なんだってー(AA略」
であるとか、そういった、いわゆるバトル物に使用される傾向が強い設定ですが、
こういったラブコメ系の作品でこういった使い方ができるとは思いもしませんでした。
しかも、安易に姫・騎士であるだとか、そういうありがちなパターンではなく、
父・娘という斬新な設定が素敵です。

人物:B
主人公とヒロインの設定が○。
しかし、ヒロインの性格・言動の指向性がややテンプレ気味で、
料理設定だとか、そういった小物設定をなんども出してムリヤリ伸ばしてる感もある。
主人公は文句なし。父親としての(もしくはバカ親としての)娘への愛がひしひしと文章や言動から伺えます。
しかし、その他のキャラはと言うと、う~んと少々唸らずにはいられません。
たらちねはツッコミ役として活躍こそしましたが、キャラがテンプレ気味だし、場合によっては読者から邪魔扱いされてもおかしくはない。(まあ一種のキーではあったのですが・・・)
志緒里は立ち位置が悪いせいか、小物設定でしか目立てず、代替が効きそうで絶対にこいつはいなくてはならないキーキャラ!というわけでもありません。
他のキャラに至っては言わずもがな。というか出番が少ないです。
多分主人公以外に確固とした行動原理が無いのが原因なのかなぁ・・・

総評:B+
初心者向け。家族愛(もしくはバカ親の姿とも言う)とか好きな人は買い。


備考
・単品。まだシリーズ化はされていない(が、シリーズ化も可能なような終わり方・設定の残し方もしている)
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